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これからも紙メディアは生き残るのか

2020/04/14

普及してきたスマートフォンやタブレットという情報機器

日々の通勤の様子などを見てみると多くの人が電子機器を利用しているのを目にすることができます。移動中でも情報に触れることができ、また自分の望む情報を手に入れることができるスマートフォンの普及によって文字媒介のメディアというものはここ20年ほどで大きな変革を遂げてきました。
今まではテレビや新聞を中心に情報を得ていたのに対し、現在ではそうした旧来のテレビや新聞と同等の情報としてニュースサイトなどから情報を仕入れることが多くなってきているのです。スマートフォンという小さな板ひとつを持っているだけでテレビや新聞の代わりができるということはスピード化の進む現在では情報を受信するひとつの手段としてその立場を確立しつつあります。
紙メディアは少しずつ縮小しています。ではこれからの情報メディアは全て電子メディアによって取って代わられるのでしょうか。

日本の電子書籍の利用割合は

現行、書籍などを電子書籍の形で購入して利用している人は全年齢を通して4分の1程度です。その傾向は年齢が若くなればなるほど利用割合が高くなります。「参考:総務省情報通信白書2016年(平成28年)版
最も割合の多い20代であってもその割合は40パーセントに満たないというのが現在のインターネットの使用状況に見る状況です。
諸外国の状況を見てみるとアメリカ、韓国、中国ともに日本よりもより大幅に電子書籍の利用率が高いという状況です。特に中国の場合にはどの年齢層を見てみても電子書籍の利用率が70パーセントを超えているという状態です。

一見できる面積の広さと紙ゆえの情報の信ぴょう性の高さ

紙媒介のメリットとは何でしょうか。紙媒介の強さはその大きさと信頼性の高さにあります。スマートフォンやタブレットなどは画面が小さく持ち運ぶのには便利ですが、大きく広げてみることができません。また感覚的に何となくめくることによって概要を把握しやすいという点や、全体をぱっと目にすることによって、自分の探したいもしくは興味のある情報を直感的に見つけることができます。
信頼性の高さについては一度印刷して流通に乗せてしまうと回収や修正が困難であるため、発行に至るまでに複数回の構成や内容に関するチェックが入ることになります。その結果より信頼性が高い情報となりえるのです。

紙という物理的な強さと特徴

また、紙というものの物理的な特徴もその書籍の特徴となります。書籍を手元に残すことによって長い時間保存することが可能です。一見電子的な方が情報として残りやすいように感じられますが、機器の耐久性やそもそもの情報がサーバーから消去されてしまえば再確認する方法はなくなってしまいます。
また本好きにとっては実際に本に触れること自体が意味のあることである場合もあります。紙の質感やインクの香りそしてページをめくるときの感触などは電子書籍では得ることのできない感覚です。
新しい電子媒介のメディアは、新しいメディアであるためこれからもその絶対数を増やしていくことでしょう。しかし、紙そして書籍というものが絶滅することはないでしょう。これからも紙メディアは情報を得る手段として残ることになるでしょう。

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