人気の自費出版業者を分析!

一冊の本を作り上げる工程とは

2020/03/18

原稿から初校ゲラを作り上げる

自費出版で本を作る場合には、原稿を送るだけではなく、さまざまな工程が必要になります。ここでは自費出版で一冊の本ができるまでにどのような工程をとるのかということを説明していきます。

自費出版の場合、企画会議などはなく、著者が完成した原稿を持ち込むことから始まります。実際の紙の原稿や原稿のデータを送付もしくは持ち込みをして、出版社でそれが作成可能なものなのかどうかということを選定します。

問題なく出版することができるものであるという判断がされたら、原稿から初校ゲラを作成し、校正者が全体を校正します。

校正したゲラを著者に戻し、著者校正を行います。原稿から作られた初校ゲラに校正者が赤字で校正したものを著者が確認をし、その原稿をもう一度出版社側に返送します。

その校正をもとに、修正原稿を作成します。

校正と同時に全体のデザインを作り上げていく

初校ゲラが完成し校正が始まった段階で文章以外のデザインの作成を行います。表紙のカバーをどうするか、そのデザインやイラストなどを編集と検討しながら決めていきます。自費出版の場合、委託した出版社が委託したデザイナーが複数のデザインを作成し、著者と編集者とともに話し合いながら作成することになります。

デザインの決定と校正の完了

デザインの決定と並行して、修正が行われた再校ゲラを確認することになります。この段階で本としての完成品を作り上げていきます。表紙カバー案・帯案・装丁なども決定していきます。また原稿についてもほぼ最終決定の状態になります。

原稿の最終校正が終了した段階で印刷製本作業が行われます。印刷や製本が完了すると実際の書籍の完成です。

完成した書籍の流通と納品

完成した書籍は納品されることになります。納品の形式としては、全部数を著者のもとに送る場合と、一定数の部数を著者のもとに送り、その残りを流通に流すこともあります。

納品後の流通に関しては、出版を委託した出版社によって異なります。旧来の取次店を利用して流通させるケース、ネット書店を利用して流通させるケース、そして独自の流通網を利用して書店に流通させるケースがあります。

在庫の管理や増刷などについては、それぞれの出版社によって対応が異なる場合があります。

自費出版を考えている場合には、製本やデザイン、そしてその価格だけの差で考えるのではなく、こうした在庫管理や流通なども含めて検討する必要があります。

出版するということは、その本が完成して終わりというわけでなく、その在庫の管理や流通なども管理しなければならないのです。

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